金融庁と個人投資家との意見交換会in名古屋に参加してきました
- 2017/09/22
- 07:01
どうも。お久しぶりです。
本業、家庭ともに忙しく、相変わらずブログ更新時間が取れないのですが、
金融庁と個人投資家の意見交換会in名古屋というものに参加してきましたので、メモを残しておきます。
▼内容
1)つみたてNISAの制度説明 30分
2)質疑応答 60分
▼客層
参加者は約35名。
男女比は約1:4約4:1※
※9/24修正 すみません。構成比を逆に書いてしまいました。女性が8割では”おしゃれなカフェ”ですね。
(あくまで私の見立てですが)35歳~45歳あたりの年齢層が7割以上を占めていました。
▼制度説明に関しての感想
1)については、この資料が使われていました。
制度創設に至る経緯や、長期的な資産形成をするための(制度としての)工夫について書かれていました。
また、つみたてNISA早わかりガイドブックという資料(金融機関に配られているそうです)についても説明いただきました。
※この資料については個人的に意見したいところが色々あるので、それは別記事で。
印象に残ったのは、つみたてNISAは「投資未経験者や初心者向け」ということ。
なので、ある程度、例えばこのブログをわざわざ読んでくれるマニアックな方向けではありません。
投資可能な金額が年40万円というのも、個人的には少ないと思っているのですが、投資未経験者や初心者向けということであれば納得です。
▼質疑応答
「名古屋の人間はこういう場であまり手を挙げない」というのが私の定説です。
特にはじめは様子見を決め込むのがいつものパターン。
このすきに色々自分の意見を色々言ってやろうと目論んでました。
が、結果はダメ。尽きることなく手が上がります。
結局私が質問できたのは1時間で2回のみでした。
以下、質疑応答の内容の一部を記します。
※私の意訳が入っていますので、詳細は異なるかもしれません。
※面倒なので、意見もQというくくりで書いてあります。
Q.ロールオーバーは?
A.一般NISA⇒一般NISAは可。一般NISA⇒つみたてNISAは不可。
Q.金融庁の人からして、このつみたてNISAという制度は自分たちで是非とも利用したいと思えるものに仕上がってる?
A.職場の方で口座開設のアシストを検討中。まずは自分たちが利用したい。
Q.この制度のメインターゲットは多分こういう場に来ないし、自ら情報収集もしない。この層を取り込む戦略は?(byちんあお)
A.ここに来た皆さんに口コミで広げてほしい。あと、職域での説明会開催も積極的に行う予定。
Q.つみたてNISA目的で金融機関に行った客が他の高コストの金融商品を買わされたりしないか心配。
A.金融庁としてその点は監視していく。
Q.NISA終了時に取得額が評価額を下回っていた場合、評価額が一般口座移行時の取得額となる。納得いかない。
A.金融所得課税の一本化を考えている。
Q.額が中途半端。
A.当局との交渉でこうなった。今後変わるかどうかは皆さんの声が大事。
Q.つみたてNISAのファンドが繰り上げ償還した場合は?
A.大問題。そうならないように金融機関に念を押している。しかし、現状制度で担保はできていない。今後の課題。現在検討段階。
Q.リバランスもしたい
A.まずは様子見。おいおい制度としてフォローできていけばよい。
Q.初心者です。結局一般NISAとつみたてNISA,どっちがおすすめ?
初心者向けはつみたてNISA。地雷(資産形成に向いているとは思えない商品)を踏まないことが大事。
Q.債券も買いたい。
A.これを実現するためには制度自体を変えていく必要あり。皆さまが声を挙げ続けることが必要。
Q.iDecoとの使い分けはどうすればよい?
A.iDecoは年金。60歳までは払い出しできない。制度設計自体が異なるので分けて考える必要。
Q.恒久化してほしい。
A.我々もそう思っているので、皆さまが声を挙げつづけることが大事。
▼懇親会
以前から付き合いのある、ハンチングたくまさんや今回の会の関係者側の方たちのお話を色々伺うことができました。
・金融商品のこと
・ブロガーのこと
・証券マンのこと
・金融業界のこと
お酒の席でのお話でしたので、ここには記すことができませんが、非常に興味深い内容でした。
▼その他のブロガーさんの記事
・インデックス投資トラベラー:【つみたてNISA】金融庁と個人投資家との意見交換会IN名古屋行って来たよー
・81年生まれが投資による資産運用を真剣に考える:金融庁と個人投資家との意見交換会@名古屋に潜り込んできました!
▼最後に
この会を紹介してくださった、虫とり小僧さん、ありがとうございました。
本業、家庭ともに忙しく、相変わらずブログ更新時間が取れないのですが、
金融庁と個人投資家の意見交換会in名古屋というものに参加してきましたので、メモを残しておきます。
▼内容
1)つみたてNISAの制度説明 30分
2)質疑応答 60分
▼客層
参加者は約35名。
男女比は
※9/24修正 すみません。構成比を逆に書いてしまいました。女性が8割では”おしゃれなカフェ”ですね。
(あくまで私の見立てですが)35歳~45歳あたりの年齢層が7割以上を占めていました。
▼制度説明に関しての感想
1)については、この資料が使われていました。
制度創設に至る経緯や、長期的な資産形成をするための(制度としての)工夫について書かれていました。
また、つみたてNISA早わかりガイドブックという資料(金融機関に配られているそうです)についても説明いただきました。
※この資料については個人的に意見したいところが色々あるので、それは別記事で。
印象に残ったのは、つみたてNISAは「投資未経験者や初心者向け」ということ。
なので、ある程度、例えばこのブログをわざわざ読んでくれるマニアックな方向けではありません。
投資可能な金額が年40万円というのも、個人的には少ないと思っているのですが、投資未経験者や初心者向けということであれば納得です。
▼質疑応答
「名古屋の人間はこういう場であまり手を挙げない」というのが私の定説です。
特にはじめは様子見を決め込むのがいつものパターン。
このすきに色々自分の意見を色々言ってやろうと目論んでました。
が、結果はダメ。尽きることなく手が上がります。
結局私が質問できたのは1時間で2回のみでした。
以下、質疑応答の内容の一部を記します。
※私の意訳が入っていますので、詳細は異なるかもしれません。
※面倒なので、意見もQというくくりで書いてあります。
Q.ロールオーバーは?
A.一般NISA⇒一般NISAは可。一般NISA⇒つみたてNISAは不可。
Q.金融庁の人からして、このつみたてNISAという制度は自分たちで是非とも利用したいと思えるものに仕上がってる?
A.職場の方で口座開設のアシストを検討中。まずは自分たちが利用したい。
Q.この制度のメインターゲットは多分こういう場に来ないし、自ら情報収集もしない。この層を取り込む戦略は?(byちんあお)
A.ここに来た皆さんに口コミで広げてほしい。あと、職域での説明会開催も積極的に行う予定。
Q.つみたてNISA目的で金融機関に行った客が他の高コストの金融商品を買わされたりしないか心配。
A.金融庁としてその点は監視していく。
Q.NISA終了時に取得額が評価額を下回っていた場合、評価額が一般口座移行時の取得額となる。納得いかない。
A.金融所得課税の一本化を考えている。
Q.額が中途半端。
A.当局との交渉でこうなった。今後変わるかどうかは皆さんの声が大事。
Q.つみたてNISAのファンドが繰り上げ償還した場合は?
A.大問題。そうならないように金融機関に念を押している。しかし、現状制度で担保はできていない。今後の課題。現在検討段階。
Q.リバランスもしたい
A.まずは様子見。おいおい制度としてフォローできていけばよい。
Q.初心者です。結局一般NISAとつみたてNISA,どっちがおすすめ?
初心者向けはつみたてNISA。地雷(資産形成に向いているとは思えない商品)を踏まないことが大事。
Q.債券も買いたい。
A.これを実現するためには制度自体を変えていく必要あり。皆さまが声を挙げ続けることが必要。
Q.iDecoとの使い分けはどうすればよい?
A.iDecoは年金。60歳までは払い出しできない。制度設計自体が異なるので分けて考える必要。
Q.恒久化してほしい。
A.我々もそう思っているので、皆さまが声を挙げつづけることが大事。
▼懇親会
以前から付き合いのある、ハンチングたくまさんや今回の会の関係者側の方たちのお話を色々伺うことができました。
・金融商品のこと
・ブロガーのこと
・証券マンのこと
・金融業界のこと
お酒の席でのお話でしたので、ここには記すことができませんが、非常に興味深い内容でした。
▼その他のブロガーさんの記事
・インデックス投資トラベラー:【つみたてNISA】金融庁と個人投資家との意見交換会IN名古屋行って来たよー
・81年生まれが投資による資産運用を真剣に考える:金融庁と個人投資家との意見交換会@名古屋に潜り込んできました!
▼最後に
この会を紹介してくださった、虫とり小僧さん、ありがとうございました。
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