子どもの入院の際に必要なもの
- 2017/06/20
- 06:52
過去1年で子どもが2回入院しました。
それぞれ1週間。
病気の詳細の記載は避けますが、今後もしばらく同じような状況が続く可能性があります。
自分の考えを整理する意味でもここらで一旦書いておこうかと思います。
それが表題、子どもの入院の際に必要なもの。
▼大前提
これは必要なものとは異なりますが、大前提としてどこの病院に入院するかはとても重要です。
これを間違ってしまうと、そもそも入院を必要とするか否かの判断が正しくされない恐れがあります。
我が家ははじめこれで失敗しました。
近所ということで選んだ病院は、詳細を書きはじめると主題から逸れてしまうため省略しますが、いわゆるダメな病院でした。
良い病院を選ぶ術は残念ながら知りませんが、「その病気」に強い病院を人に聞いたり調べたりしておくと良いでしょう。
ネットの口コミも案外当たっているなと思いました。
失敗後、我が家はたまたま人づてで医者からの意見を聞くことができ、通院先を近所の病院から「その病気」に強いと評判の病院へ変更しました(入院は変更後の病院ですることになりました)。
▼必要なもの① 人手
これをいかに投入するかが最も大事です。
入院する本人が一番大変なのは言うまでもありませんが、付き添いの負担も相当なものです。子供の入院の場合、母親が付き添いに当たることが多いと思いますが、これが長く続くと確実に疲弊します。
一人よりも二人、二人よりも三人。
とくかく一人でも多くの人数で対応すること。
人が増えるほど、ひとりひとりの負担を減らすことができます。
負担を分担できると、仕事を休業することによる経済的なダメージも軽減できます。
我が家の場合は、妻、私、祖父、祖母で病院の付き添いのローテンションを組んでいました。その他、近所に住んでいる叔父と叔母に日常のちょっとしたことをサポートしてもらうなど、非常に恵まれた環境でことに当たることができました。
▼必要なもの② 融通のきく仕事
多くの人にサポートしてもらえたお陰で、本業への影響はありませんでしたが、仕事後に病院に行けるよう私は少し期間中、時差勤務していました。
また、妻は仕事を3週間ほど休んでいました。
仕事については、個人差がありすぎるためなかなか難しいところがあると思いますが、
・休める(代わりがいる)
・勤務時間に融通がきく
・職場にいなくても仕事ができる
ができると入院の備えとしては心強いです。
▼必要なもの③ お金
子どもということで医療費は0円でした(私の住んでいる名古屋市が負担してくれました)。
また、大部屋でしたので、差額ベッド代もかかりませんでした。
食費は、いくらかかかったような気がしますが、忘れるくらいの額です。
むしろ必要だなと思ったのは、手伝ってくれるメンバーの交通費やお礼、入院時の時間つぶしのためのおもちゃや本、退院後の妻へのお疲れ様的ボーナス(小遣いの追加支給 ←これが実はいちばんかかった)など、医療に関わる部分以外でむしろお金を使うことが多かったです。
あと、病院の下のコンビニで買ったペヤングが200円以上しました。これは痛かったです。
▼医療保険は?
「入院時の備えとして」という売り文句で医療保険を勧められることがあると思います。
が、過去2回のケースでは全く不要でした。
入院時の自己負担を少し減らすために保険に入るのも否定はしません。
が、結局のところはお金以外の部分の方が遥かに重要であり、また、お金についても医療に関わる部分以外で使うケースの方が多く、現金で持っていた方が便利だなと感じました。
金銭面で入院に備えるならば、保険料を払うのではなく、現金を積み立てておくこと。
保険は使い道の自由度が下がります。その意味では「特定の地域でしか使えないクーポン等」と性質が近いかもしれません。
また、入院時の負担を減らすために、食洗機や乾燥機付洗濯機、お掃除ロボット等に投資しておくのも良いと思います。
▼補足
上記意見はあくまで過去1年間の経験に基づくものであるため、必ずしもすべてにあてはまるものではありませんので、その点はご了承ください。
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