
「ポートフォリオにおける債券部分は個人向け国債変動10のみ」という方。
このブログの存在を忘れずにわざわざ訪問してくださる”マニア”なあなた方の中ではわりと多いのではないでしょうか。
私が普段読んでいるいわゆる”インデックス投資ブロガー”の中でもこのように投資を行っている方をお見受けします。
これは、経済評論家 山崎元氏やブロガー 水瀬ケンイチ氏の影響が大きのかもしれません。
たしかに、この低金利下ではそうするのが合理的だと私も思います。
しかし、私は大部分は個人向け国債変動10に投資しているものの、積立は国内債券インデックスファンドを利用しています。
なぜか?
カンの良い方ならすぐに察すると思いますが、今回はそのことについて、回りくどく書いていこうかと思います。
以下、「ちんあおさんって何歳でしたっけ?」「えっ?何歳に見えますかー」的な文章が続きます。
期待リターンが高いから、、、じゃないです
国内債券インデックスファンドは、国債の他、社債や地方債等にも投資を行っています。
一般的にはこれらは国債よりも信用度が低い分、高いリターンが期待できます。
しかし、私が投資しているのはこのような理由からではありません。
ポートフォリオにおける債券部分の役割は、ディフェンスです。
大事なのはリスクの小ささ。
そのため、リターンが0.1%だろうが1.0%だろうが、正直あまり重要ではありません。
債券部分に高いリターンを求めるのは、
野球でローテーション入りのピッチャーを選ぶ際に”打率
(防御率じゃないよ)”を気にするようなものです。
分散が効いているから、、、じゃないです
分散の目的はリスク低減。
たしかに、国内債券インデックスファンドは様々な債券に幅広く分散されています。
一方で個人向け国債変動10は、債券につきものの金利変動リスクがありません。
リスク低減のためなら個人向け国債変動10を選択するのが合理的でしょう。
思わせぶりな書き方が鬱陶しい、、、ですよね
すみません。
個人向け国債は自動積立ができない、、、、これが理由です
私がインデックスファンドの積立投資を開始したのは2011年1月。
当時は個人向け国債変動10が年4回の発行でした。
そのため、毎月MMFに資金をプールしておき、個人向け国債変動10発行のタイミングに合わせて購入、なんてことを目論んでいました。
しかし、いきなり2ヶ月連続でMMFへ資金を移すことを忘れてしまいました。
っていうのを、2,3回繰り返しました。
その都度発生する、何月分から投資していないかの調査の手間と自己嫌悪。
結局、国内債券インデックスファンドへの自動積立に切り替えました。
今度こそと決心したのが2013年12月。
この頃、個人向け国債変動10の発行が毎月に変わりました。
月に1回残高をチェックするタイミングで、なんて思っていました。
しかし、結果は予想通り。いや、もっと酷い。
今度は、決心したことすら忘れ、数ヶ月経った後で「あれ?なんか国内債券インデックスファンドの残高が少ないままだぞ。ひょっとしてシステムエラー?」などと一瞬私の利用している楽天証券を疑ってしまいました。
今回も発生、何月分から投資していないかの調査と自己嫌悪。
結局、国内債券インデックスファンドへの自動積立に切り替えました。
上では個人向け国債は自動積立ができないからなどと、いかにも制度上の不備のように書いてしまいましたが、すべて自分のせいですね。
個人向け国債変動10の購入は年1度程度
自分のズボラな性格ゆえに、国内債券インデックスファンドを利用している私。
本命の個人向け国債変動10の購入は、気がついた時(年1回程度)に行っています。
今日、久しぶり証券口座をチェックしたところ国内債券インデックスファンドが少しだけ積み上がっておりました。
さて、これを売って極めて地味なリレー投資を行うかな。
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