先日の記事『
不利な投資をやめさせる方法』で、友人・知人の不利な金融商品への投資をやめさせるため、自分が損をすることで啓蒙しようと決めました。
とはいっても自分が大損するのはもちろんイヤ。
そういうわけで、SBI証券の積立制度を利用し、500円分だけ保有することにしました。
当然、人に伝える際は「何円損した」ではなく「何%下がった」です。
それでは具体的なファンドの選択に入ります。
今回は「
新興国株式」部門です。
テーマは、
「トップアスリートに学ぶ」です。
今回学ばせていただくのは、陸上400メートル障害の日本記録保持者で「侍ハードラー」の異名を持つ
為末大氏です。
私は最近まで知りませんでしたが、実はこの方、投資に関しても大変造詣が深く、「インベストメントハードラー」なる書籍まで出版されているんです。
なんでもタイの不動産や株式に投資し、30万円を2000万円にまで増やしたのだとか。
すごいです。
その為末大氏が
先月掲載されたE-Advisorのインタビューで大変興味深いことをおっしゃっていました。
その中でも特に印象的だった部分を引用します。
無駄なものを捨てて、必要なものにトレーニングを集中的に投下する。引き算のセンスみたいなものをかなり考えるようになりました。結局投資も引き算のセンスだと思います。BRICs(ブラジル・ロシア・インド・中国)や、BRICsのなかのインフラ系といったように絞っていき、最終的に選んだものに有限の資産を投じるということです。
なるほど。分散が大事だと信じてきた私には非常に耳が痛い意見です。
投資先もBRICsのインフラとは。
これまた
誰にでも思いつきそうなインベストメントハードラーの彼ならでは目の付け所だと思います。
よし、
新興国株式は彼に学ぼう。
なんせ30万円を2000万円にまで増やした実績がありますし。
そういうわけで選定したファンドはこれ。
「HSBC-HSBCブラジル・インフラ株式オープン」信託報酬:1.995%
販売手数料:3.15%
BRICsの中でさらに
引き算をした結果、このファンドにしました。
もし、このファンドが下がったら、もちろんこう言うつもりです。
「おーい!何やってんだよ、タメ!!」※今回は投資をテーマに遊ばせてもらいましたが、為末大氏のことはアスリートとして、人間として、また一人の男として大変尊敬しております。念のため。
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