新興国REITインデックスファンドへの期待と提案
- 2014/11/15
- 09:03

先日インデックスファンドシリーズのSMTから新興国REITインデックスファンドが出るという記事
を書きました。
で、「選択肢が広がってよいですね」という結論で閉めました。
しかし、私はこの(これらの)ファンドにもう一つ期待していることがあります。
それは、多くの人にとってリスクの高すぎる新興国への実物不動産投資の代替ツールとしての役割です。
もちろん 、実物不動産投資は善でも悪でもありませんが、庶民が投資先として選択のはやめたほうがよい。
参考:【報道2001特集】不動産投資?マレーシア?イスカンダル計画?
※手前味噌(←勘違い)ですが”童貞”のくだりはよく書けていると思います。
さて、新興国REITインデックスです。
少額で行える、分散できる、手間がかからない、売買が容易、(たぶん)コストが圧倒的に安い、取引相手(手数料を払う相手)の信用度が高い、などなど、実物不動産投資に比べて優位な点が数多く存在します。
では今現在「マレーシアの不動産に投資をするぜー」って考えている人に新興国REITインデックスを勧めたら乗り換えてくれるのか?
正直なところ、難しいと思います。
「俺が投資をしたいのは南アフリカやメキシコの不動産じゃない。マレーシアがいいんだ!」ってことになるでしょう。
両者の距離はまだ遠い。
ってことで、今回はその両者の距離を縮めるためにこんなファンドがあったらいいのになー、という妄想を書き連ねたいと思います。
単一国の不動産に投資を行うファンド
特定の国の実物不動産を買おうって人には、その国もしくはその地域の中での分散を提案する方が心に響きやすそうです。
となると、”複数のREITに投資を行うファンド”ではなく”REITそのもの”でもよいと思います。
これが手軽に買えるようになったら便利。
金融機関としても、不動産業界からお客さんを引っ張ってくることで顧客拡大が期待できます。
新興国の不動産や建設会社に投資
海外、特に新興国に実物不動産を買おうってからには、相当な確信、覚悟が必要だと思います。
マンションやコンドミニアムを買わずに、これを売る側、作る側に投資するものひとつの手です。
もしこんな投資信託があるとしたら、かなり高コストのアクティブファンドになりそうですが、、それでも実物不動産よりはきっと安いでしょう。たぶん。
販売業者に投資
日本国内で海外不動産を売るための無料セミナーや視察ツアーを行う業者。
これに投資を行うことで、カモられる側からカモる側に回れるカモしれません。
上場していない会社が多そうなので、マイクロファイナンス的な投資方法になるのかな?
案外、新興国の実物不動産よりもリスクは高いかもしれません。
自分に投資
本業を頑張れというつもりはありません。
私に偉そうなことをいう資格はないです。
でも、何千万円という投資を行う前に、様々な投資に関する本を読んでおくのは非常に有効でしょう。
幾つかの物件から最良の物を選ぶよりも、遥かにリスク・リターンの向上が期待できるかも。
外国人の恋人に投資
知人に某外国の女性と付き合っている者がおります。
その彼女、なかなか経済活動が盛んなようで。
知人は、小さなアクセサリーに始まり、時計、バッグ、iPhone、痩せ薬、実家への渡航費用、風邪を引いた時の医療費(保険に入っていないので高い)、ゴールド、現金まで。
投資額は複利で増えていっております。
現時点でお願いされているものを聞いてみたら、専門学校の学費、実家の冷蔵庫、彼女の親戚の家のリフォーム等が挙がっている模様。
5年後にはコンドミニアムを買う予定だそうです。もちろん知人の金で。
ね?繋がったでしょ?
投資を考えている国に恋人を作れば、結局実物不動産に投資をすることになりますし、同時に恋人やその家族を幸せを与えることができます。
この方がお得。
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