紛らわしい投資やお金の用語と解説
- 2014/10/30
- 07:36

一昨日、確定拠出年金に関する記事で「私の職場では確定拠出年金と国民年金との違いも分かっていない人がいる」なんてことを書きながら、本文中の”確定拠出年金”を”確定給付年金”と誤記しまくる(それも全体の半分以上!)という恥ずかしすぎる事故を起こしてしまいました。
申し訳ありません。
間違ってると教えていただいたお陰で、(たぶん)すべて修正済みですが、なんとも情けない話です。
ってことで、今回はその恥ずかしさや情けなさを和らげるための自己弁護記事。
名前や意味の紛らわしい用語を紹介します。
●確定拠出年金と確定給付年金
将来貰える額が決まっていないのが確定拠出年金。
決まっているのが確定給付年金。
●MMFとMRF
どちらも公社債に投資を行うファンド。
30日以内の解約で信託財産留保額を取られるのがMMF。
取られないのがMRF。
組入銘柄にも違いがあるんでしたっけね?
●普通分配金と特別分配金
儲かっていた部分については普通分配金と呼ばれ税金がかかります。
儲かっていない部分については特別分配金と呼ばれ税金はかかりません。
なお、分配金というワードに「儲かっている」風のニュアンスが含まれ誤解を招くという理由で、特別分配金は元本払戻金という名称に変わりました。
●アセットアロケーションとポートフォリオ
これは私の中の定義ですが、
資産クラスの分け方(株式60%債券40%とか)をアセットアロケーション、
保有している商品(ニッセイ225と個人向け国債とか)をポートフォリオと呼んでいます。
●債券に投資する株式投資信託と公社債投資信託
現時点では債券のみで運用していても、株式にも投資を行う可能性のあるものは株式投資信託。
MMFやMRF等のように純粋に債券のみで運用するものが公社債投資信託。
●個人向け復興国債と個人向け復興応援国債
震災後に発行された個人向け国債。
前者は普通の個人向け国債。
後者は金利を低く抑えてその差を復興に充てるというもの。
しかし、なぜか額に応じて金貨や銀貨が貰えたりします。
このことに対し、2年前のちんあおはなんか怒ってます。
●ETFとETN
どちらも指数の連動を目指すものですが、ETNは金融機関が連動を保障するため、トラッキングエラーが発生しない一方で倒産のリスクがあります。
●ETFとETC
家族と車で遠出する際、「ETC取ってー」と妻に言うのですが、一瞬迷います。
今のところ間違えたことはありませんが、必ず0.5秒ほどのラグが発生します。
●債権と債券
債権とは権利そのもの。
債券とはその権利を有価証券にしたもの。
基本的に意味は同じですが、使い方を間違えるとモヒカン頭のブロガーに怒られます。
●@masuitousiと@mushitori
どちらも投資ブロガー。
本業が画家のクロアチア人が@masuitousi。
映画ゴッド・ファーザーのモデルになったのが@mushitori。
●カン・チュンドとチュンダ(純陀)
落語家みたいなFPがチュンド。
ブッダの弟子がチュンダ。
どちらも徳が高く、伝えるのが上手いです。
●竹川美奈子とタケカワユキヒデ
色っぽい仕草でビールを飲むFPが竹川美奈子。
映画版銀河鉄道999の歌を歌ってるのがタケカワユキヒデ。
●山崎元とサントリー山崎
シングルモルトウイスキーがサントリー山崎。
「端的に言って」と語り出すのが山崎元。
どちらもおおまかなくくりはウイスキー。
●バックワーデーションとバックハンドブローとバックベアード
バックワーデーションは先物取引の用語。
バックハンドブローはクルッと回って放つ裏拳。
バックベアードはゲゲゲの鬼太郎の妖怪。
●コンタンゴとごま団子
食べられないのがコンタンゴ。
食べられるのがごま団子。
●ワインとワインファンド
ソムリエに薦められるのがワイン。
メガネをかけた忍びの者に薦められるのがワインファンド。
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