日興AMの変わり種インデックスファンドをチェック~BDC編~
- 2014/04/27
- 08:09

今年に入り、日興アセットマネジメントが積極的にインデックスファンドをリリースしています。
「なるほど。あってもいいかもね」というものから、「ナニコレ?」的なものまで色々です。
一覧にするとこんな感じ。
■2014.01.27設定 : 上場インデックスファンドJPX日経インデックス400
■2014.01.31設定 : インデックスファンドJPX日経400
■2014.02.18設定 : インデックスファンドBDC(毎月分配型)
■2014.02.18設定 : インデックスファンドMLP(毎月分配型)
■2014.03.10設定 : インデックスファンドUSリート(毎月分配型)
■2014.03.10設定 : インデックスファンドDAX30
■2014.03.31設定 : インデックスファンドNYダウ30
■2014.04.25設定 : インデックスファンドUSハイブリッド優先証券(毎月分配型)
BDC?MLP?ハイブリッド優先証券?
見慣れない単語が多くありますね。そしてそれらの後ろには「毎月分配型」という残念な単語。
一体これらは何なんだ?ということでこれらから数回に分けて紹介していきます。
今日はBDCを取り上げます。
BDCって何ですか?
大量破壊兵器のABC(※)といえば、原子爆弾(Atomic)、生物兵器(Biological)、化学兵器(Chemical)
恋のABCといえば、、目が合う(A ima me ga atta kamo)、話す(Baka mitai ni kinntyou sita)、告白する(Cheerleader no anata ni kitakubu no ore ga iunomo nanndakedo....)
では、BDCって何だ?
Bはビール?Cはチョコレート?Dは、、?
う~ん、浮かばない。
答えを見ます。
BDCの説明を日興アセットマネジメントのウェブサイトから引用します。
むむむ。ビールでもチョコレートでもないのか。
SBI証券のウェブサイトに分かりやすい図があったので引用します。

※現在、核兵器は原子に限っていないためAtomicでは無くNuclearのNをとってNBCと表すことが多いようです。
ファンドの内容
インデックスファンドBDC(毎月分配型)
インデックスファンドという名前が付いている通り、指数への連動を目指します。
S&P BDC指数という指数があるそうです。
BDCの魅力というものは以下の通り、だそうで。SBI証券ウェブサイトからの引用。
コストは以下の通り
●販売手数料 : 上限3.24%(税込み)
●信託報酬 : 0.81%(税込み)
●信託財産留保額 : 0.1%
そして残念な単語「毎月分配型」。
もちろん「毎月分配型」だからといって損をする訳ではありません。
が、もったいない。
やはり、投資効率を上げるためにも分配は少ないに越したことはありません。
感想
よくあるテーマ型のアクティブファンドのインデックス版です。
メリットはそれらのアクティブファンドに比べてコストが4割~5割程安いことくらいでしょうか。
こんなやりとりが聞こえてきそうです。
販売者 「お客様、今こんな投資先が注目されております。」
客 「ほう。それは儲かるのかね?」
販売者 「はい。過去の値動きこのようになっています。」
客 「なるほど。凄いじゃないか。」
販売者 「今後も期待できそうです。いかがでしょうか?」(あなたが買う時点ですでに上がりきっている可能性もありますが)
私はもちろんスルーです。
目先の美味しそうな話に飛びつくのは、長期のほったらかし投資には不向きだからです。
また、友人・知人等にも勧めるつもりはありません。
「BDCに投資できなきゃ私死んじゃうぅ~」なんて女性がいたら(それ以外の投資方法を勧めた後で)仕方がなく勧めるかもしれませんが。。
日興アセットマネジメントさん、どうせならノーロード・分配無し・年率0.5%以下の低信託報酬等で、同じようなテーマのアクティブファンドとの違いを明確にした上で、ガチンコ対決を挑んだほうが面白かったんじゃないですかね?
このファンドはどっちつかずで中途半端です。
大量破壊兵器のABC(※)といえば、原子爆弾(Atomic)、生物兵器(Biological)、化学兵器(Chemical)
恋のABCといえば、、目が合う(A ima me ga atta kamo)、話す(Baka mitai ni kinntyou sita)、告白する(Cheerleader no anata ni kitakubu no ore ga iunomo nanndakedo....)
では、BDCって何だ?
Bはビール?Cはチョコレート?Dは、、?
う~ん、浮かばない。
答えを見ます。
BDCの説明を日興アセットマネジメントのウェブサイトから引用します。
BDCとは
BDC(Business Development Companies)とは、主に中・小規模の未上場企業を対象に(上場企業を対象とする場合もあります)融資を行なったり、株式、債券などに投資を行なう投資法人です。
むむむ。ビールでもチョコレートでもないのか。
SBI証券のウェブサイトに分かりやすい図があったので引用します。

※現在、核兵器は原子に限っていないためAtomicでは無くNuclearのNをとってNBCと表すことが多いようです。
ファンドの内容
インデックスファンドBDC(毎月分配型)
インデックスファンドという名前が付いている通り、指数への連動を目指します。
S&P BDC指数という指数があるそうです。
BDCの魅力というものは以下の通り、だそうで。SBI証券ウェブサイトからの引用。
<BDC投資の魅力>
BDCは、利益の大半を配当として支払うなど一定の要件を満たすことで、実質的な法人税の優遇措置を受けられることから、他の資産と比べて利回り水準が高い傾向にあります。
BDCの多くが金融商品取引所に上場していることから、日々の流動性が相対的に高いことに加え、米国証券取引委員会のルールに従い財務内容が開示されるため、透明性が高いことで知られています。
コストは以下の通り
●販売手数料 : 上限3.24%(税込み)
●信託報酬 : 0.81%(税込み)
●信託財産留保額 : 0.1%
そして残念な単語「毎月分配型」。
もちろん「毎月分配型」だからといって損をする訳ではありません。
が、もったいない。
やはり、投資効率を上げるためにも分配は少ないに越したことはありません。
感想
よくあるテーマ型のアクティブファンドのインデックス版です。
メリットはそれらのアクティブファンドに比べてコストが4割~5割程安いことくらいでしょうか。
こんなやりとりが聞こえてきそうです。
販売者 「お客様、今こんな投資先が注目されております。」
客 「ほう。それは儲かるのかね?」
販売者 「はい。過去の値動きこのようになっています。」
客 「なるほど。凄いじゃないか。」
販売者 「今後も期待できそうです。いかがでしょうか?」(あなたが買う時点ですでに上がりきっている可能性もありますが)
私はもちろんスルーです。
目先の美味しそうな話に飛びつくのは、長期のほったらかし投資には不向きだからです。
また、友人・知人等にも勧めるつもりはありません。
「BDCに投資できなきゃ私死んじゃうぅ~」なんて女性がいたら(それ以外の投資方法を勧めた後で)仕方がなく勧めるかもしれませんが。。
日興アセットマネジメントさん、どうせならノーロード・分配無し・年率0.5%以下の低信託報酬等で、同じようなテーマのアクティブファンドとの違いを明確にした上で、ガチンコ対決を挑んだほうが面白かったんじゃないですかね?
このファンドはどっちつかずで中途半端です。
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- テーマ:投資信託
- ジャンル:株式・投資・マネー
- カテゴリ:インデックスファンド/ETF
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