
先日実家でフィデリティ投信のカレンダーを見つけたことをきっかけに、父がREITに投資を行う毎月分配型ファンドを買っていたことが発覚しました。
もっとも、ファンドを買うこと自体は決して悪いことではありません。
自由に投資すればよいです。
ただ、今回の投資の仕方は正直賢明とは言えません。
投資のセオリー
私が参考にさせてもらっている本やブログでは、投資のセオリーは以下の通りです。
①まずは、リスク許容度(どれくらいの損に耐えられるか)の確認
②次に、アセットアロケーションの決定
③最後に商品選定
上に行くほど重要なことです。
しかし、①と②の項目がすっぽりと抜けてしまっている投資家も多いはず。
私の父についても同様です。
去年貸した投資本の行方
実は去年、父の口から株価の話がポツポツ出るようになったことをきっかけとして、彼に投資本を貸していました。
投資に馴染みのない人でも読め、かつ内容がしっかりしているものを10冊ほど。
1冊でも手にとって読んでくれればいいなという願いを込めて。
しかし、先週実家で確認したところ、それらの良書は埃を被った本棚で「Windows95の使い方」「発行日が昭和の旅行本」「背表紙が金色じゃない頃の美味しんぼ」と一緒に並んでいました。
完全に閉架扱いです。
今後読むことは絶対に無いでしょう。
最低のアセットクラス
あっ、これ、REITじゃないです。私です。
私ちんあお、長男坊という身分とそれなりの社会的地位を持った父の立場を利用し、スネをかじりまくっています。
学校、習い事、塾、部活、洋服、おもちゃ、美味しい食事などなど。
更には就職してからの2年間の居候、結婚祝い、娘へのプレゼント。
今でいくらかけさせたでしょう?
そしてリターンは?
そんな自分が”投資について偉そうに説く”という行為はなかなか難しい。
それでも言い続けねば
これは個人投資家 吊られた男氏の助言です。
とにかく言い続けることが大事。
これはブログにもいえることでしょう。
大事なことは何度書いても良い。
毎月分配型投信の非合理性については、何度か話したことがあります。
その時の反応はいつも「ふ~ん」でした。
唯一反応があったのは、金融機関に勧められた「たくさん分配金を吐き出すファンド」と同一のアセットクラスに投資を行うETFを比較し、「こっちのほうが儲かってるぜ!」と煽った時です。
その時は「凄いな~」という反応がありました。
ひょっとすると、これは私の父に限った話かもしれませんが、、「そのファンドはダメ、なぜなら、、」と説くよりも「こっちのファンドはずっといいよ!」と乗り換えを勧めたほうが有効なのかもしれません。
とにかく、根気よく言い続けることが大事。
今までは軽く触れるだけだったのですが、これからはもう少し深い話をしていこうと決意しました。
今後父の動向に変化があったらまた報告します。
※2回にわたって書いたくせにオチが無くてスミマセン!!
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