自分にとってのひふみ投信を考えてみる
- 2014/04/07
- 06:54

ひふみ投信に今まで語ることがありませんでしたが、様々なブログの記事を読み色々興味がでてきましたのでここらで書いてみようかとおもいます。
ただ、どんなファンドかを語ると長くなってしまいそうなので、自分が投資をしたいかどうかという点だけを語りたいと思います。
結論から書いちゃいますと、投資を行う予定は当分ありません。
ただ、これはひふみ投信の良し悪しでは無く自分の事情のためです。
女性で例えると「性格が良い上、可愛く、さらにスタイルもよい」ひふみ投信になぜなびかないのか?
理由は以下のとおり。
そもそも国内株式への投資比率が小さい
タイトルの通りです。株式クラスについては時価総額通りの比率で投資をしたいと思っている(※)私ちんあお。
国内株式への投資比率はせいぜい5%~6%くらいです。
年齢に応じて債券比率を増やしていく予定なので、今後さらに減っていくでしょう。
では、例えばそのうち2%をひふみ投信に振り分けたとして、ポートフォリオ全体としてのパフォーマンスがどれほど変わるでしょうか?
今後ひふみ投信がTOPIXにボロ勝ちしようが、ボロ負けしようがあまり変わってはこないでしょう。
※実際は過去に色気を出して購入した新興国ETFや中小型株ETFの影響で時価総額通りにはなっておりませんが(^_^;)
面倒臭い
私が唯一投資を行っているアクティブファンド「結い2101」を保有してみての感想です。
積み立てではなく1回の買い付けのみ。投資自体はほったらかしでメンテフリーです。
が、月に1度の資産総額をチェックの際にいちいち鎌倉投信のウェブサイトを訪れるのは正直面倒臭い。
ひふみプラスならネット証券上で資産を確認できるのでこのような問題はありません。
が、他の問題もあります。
それは、私がメインで投資を行うVT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)の国内株式部分とアクティブファンドとをどう混ぜていくかです。
これを考えるのは正直大変。また、この大変さはファンドが増えるほど大きくなります。
デザインの効いた服やパンツを与えられ「オシャレに着こなしてみろ」と言われているような気分です。
最も、それが楽しいという方にとってはむしろ良いことなのかもしれませんが、作業着でOKと思っている私にとってはデメリットです。
投資方針と異なる
「自分の投資のリテラシーの低さ」。
これは、ブログを書き始めてから徐々に大きくなる一方です。
しかも、最近は投資を始めた当初よりさらに不勉強になってきております。
だからこそ、なるべく自分で考えない投資方法(配分、ファンド、タイミング)を行っています。
テーマは「おら、な~んもわがんね。勝手にやってけろ」です。
それなのに「このファンドはやってくれそうだ」と自分なりの予測や期待を乗せていくのは上記に矛盾※しています。
※いかにも自分が投資方針通りに行動しているように書いてしまいましたがアクティブファンドへの投資はすでに行っています。。。。
営業力があり過ぎる
ひふみ投信藤野氏への印象です。
インデックス投資ナイトでお話を聞いて強く感じました。
とにかく話が上手い、分かりやすい、面白い、惹き込まれる。
この方ならどんなダメダメファンドでもきっと上手に販売してしまうことができるでしょう。
もともと素晴らしい成績を上げているひふみ投信にこの営業力が加わると、鬼に金棒。
そのため、ひふみ投信がどれくらいのファンドなのかを冷静に見ることも一苦労です。
まとめ
以上ダラダラと投資をしない理由を書き連ねてまいりましたが、これって最後の項目以外はひふみ投信固有の事ではありませんね。
「ひふみ投信だから投資をしない」ではなく「アクティブファンドには投資をしない」。
アクティブファンドだけでなくスマートベータ等のインデックスファンドもこれに当たります。
思考停止ともいえますが、自分の知識、性格を考えると、むしろそれらを乗せてしまう方が危なそう。
当分は、現在すでに保有しているファンドをダラダラと自動購入し続けるというスタイルになりそうです。
なお、この方法は現在の私にとってのベターな方法であり多くの方には当てはまりませんので念のため。
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