ファンド選びはまことに難しい(言い訳と謝罪)
- 2014/02/04
- 07:11

(モーニングスターWEBサイトより引用)
先日もお伝えしましたが、私ちんあおが「このファンドは絶対にダメだぜっ!」と鼻息荒く選んだファンド「アメリカン・ドリーム・ファンド」がモーニングスター主催のFUND OF THE YEAR 2013において優秀ファンド賞を受賞してしまいました。
今回はこの件についての言い訳と謝罪をさせていただきます。

どんなファンド?
投資方針からの引用です。
米国の中小型成長株を投資対象として、時価総額30億ドル以下の企業の中から20~60銘柄を厳選してポートフォリオを構築する。企業訪問に基づく個別銘柄調査が超過収益の源泉であり、銘柄選定にあたっては企業独自の優位性や中長期の成長力、株価の割安度合いなどを考慮する。
米国の中小型株。で、投資銘柄数も少ない。
銘柄選定方法の説明はありがちなものです。
受賞ポイント
モーニングスターWEBサイトによれば以下のポイントが評価されたそうです。
2013年の運用成績は平均以上、効率性では上位10%内
対類似ファンド分類平均では6戦全勝、レーティングも7割で5ツ星以上
2013年は米国でも過去最良のリターンを記録、米国のレーティングも4ツ星を獲得
ううっ、なんか凄いじゃないですか。
なぜこれを選んでしまったかの言い訳
約1年5ヶ月前。
私はこんな記事を書きました。アマリカン・ドリーム・ファンドをゲテモノファンドとして選んだ経緯です。
資産(1/2)倍増プロジェクト(先進国株式部門)
※書き始めてまだ55本目の記事です。この頃から十分に腐臭が漂っています。
先日ブロガーさんに「もう軌道修正はできないなー」なんて、さも昔はきちんとした記事を書いていたかのように話してましたが、なんてことない、私ははじめから軌道がズレてました。。。。。
選んだ理由は高コスト。
そう。確かにこのファンドはコストが無茶苦茶高いんです。
実質的な信託報酬は脅威の2.47%!
ファンドの名前がダサいなってのも高ポイントでした。
謝罪、そして卒業へ
「投資家がコントロールできるのはリスクとコストのみだ」
この考えについては間違っているとは思えません。
しかし、「高コスト=どうやら損ができそうだ」と考えたのはあまりに浅はかでした。
よく考えると当たり前ですよね。
低コストのインデックスファンドが儲かるって訳ではありませんもんね。
高コストがパフォーマンスをあげる上での重荷になることは確かです。
ところが選んだ投資先がまずかった。。
これが国内債券クラスなら、高コストを帳消しにするほどのパフォーマンスをあげることは非常に難しいでしょう。
必ず損ができるとまではいいませんが、ベンチマークに劣後することは期待できます。
しかし、このアメリカン・ドリーム・ファンド。
投資対象はハイリスク・ハイリターンの中小型株。
そして少ない組み入れ銘柄による集中投資。
運用側が上手くいった場合はコストも帳消しにできるくらいのパフォーマンスをあげちゃうんですよね。
ということで、今回のファンド選びで浅はかな私の目論見は脆くも崩れ去りました。
損を期待してくれた読者の皆さま、申し訳ありませんでした!!
本日をもってアメリカン・ドリーム・ファンドは我がジャイアンシチューを卒業となります。
ううっ、SBI証券の画面が涙で滲んで見えないぜっ。。
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