随分前に購入し、未だに開封していなかった(※)ジョン・ボーグルの「マネーと常識」をやっと読みましたので感想文を。
※言い訳① 色々な本をまとめて買い、本棚に入れ、この本の前にエスパー魔美全9巻を置いてしまったため、忘れたまま気づかなかったのです。
※言い訳② このブログのサブタイトルは「この界隈で最もリテラシーの低いインデックス投資家が身の回りのお金について考えます。」です。ジョン・C・ボーグル
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まずはじめに。
この本は2007年(約6年前)に発行された本です。
著者は低コストでお馴染みの投資信託運用会社 バンガードの創設者 ジョン・ボーグル。
もちろん、すでに(約6年前!)多くのブログで紹介されています。
NightWalker's Investment Blog
「マネーと常識 投資信託で勝ち残る道」 (2007年8月12日)
rennyの備忘録 (投資信託でk2k2と育ててます!)
「マネーと常識読み終えました」(2007年8月19日)
梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー(インデックス投資実践記)
「『マネーと常識』 (ジョン・C・ボーグル著) は良書 」(2007年9月5日)
ある貧乏人の投資信託物語
「マネーと常識」を読んでみて (2007年11月11日)
矢向町のインデックス投資家
「[読書]マネーと常識/ジョンCボーグル3」2010年02月19日
※「マネーと常識」でgoogle検索した結果を参考にして更新順にリンクを貼らせていただきました。う~ん、そうそうたる面子ですね。
読んだことのない方がまだいらっしゃったら、上記のブログの書評を読んでみてください。
かなり参考になるはず。
ということで、、この本はオススメです。
以上です。
じゃあないですね。一応自分の感想も書かないと。
この本のサブタイトル
本の表紙には「投資信託で勝ち残る道」とありますが、私ならこう付けます。
「なっ!俺の言った通りだろっ?」この本、全18章あるのですが、そのほとんど
(注:私の印象です)を「低コストがいかに大事か」についての解説に紙面を使っています。
こういうパターンです。
”コストが安いって大事だぜ”
”こんなケースだとどうなるか見せてやるよ”
”具体的なデータはこう示している”
”結果、広く分散された低コストのインデックスファンド持ち続けた方が上手くいっているよ”
”なっ、俺の言った通りだろ?”
”投資業界の有名人もインデックスファンドの方がいいって言ってるぜ”
注意:あくまで私の感想なので、事実とは大きく異なる可能性があります。そもそも、ボーグル氏はこんな言葉遣いをしてません。 頑固親父の説教を聞いているようだ
ほとんどの章が上記のパターンで進行されます。
読みやすいという書評を多く見ましたが、私は正直読んでいてしんどかったです。
正しいことをおっしゃっているのでしょうが、押しの強さに疲れてしまいました。
そう、まるで美味しんぼの山岡士郎と食事に行く(※)ような感じです。
「本物の食材を使った店じゃないと美味くないっ!なぜなら養殖物のタイは、、、、」みたいなね。
※ 実際に行ったことはありません。 間違いなく良書
頑固親父なんて事を書いてしましましたが、物凄く良い本です。
コストの大事さがいやっているほど分かります。
そして、特にいいなと思ったのは最後の2章。
ってことで、次回はこの最後の2章
第17章 復習 簡単な数学の冷徹なルール
第18章 いま何をすべきか 楽しむお金とまじめなお金の投資戦略
について触れていきます。
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