内藤忍の資産設計塾【第3版】を読みました。
- 2013/03/16
- 10:56
まず初めに。
これから、「内藤忍の資産設計塾【第3版】」を読んだ感想を記事として書きます。
が、実は私ちんあおはこの本を無料でプレゼントされております。(この時⇒第5回インデックス投資ナイトの感想)
なので、その嬉しさから記事が極端に好意的に偏ってしまう恐れがあります。
そこのところご注意を。
では、改めて。
今回読んだのはこちらの本です。
※ブログをはじめて約8ヶ月。ようやっとアマゾンのアフィリエイトに参加しました。つまり、このブログを通して誰かが買えば、私にチャリ~ンと報酬があるわけですな。
ってことで、次回からはONE PIECEとエロ本をガンガン取り扱っていきますよ!ガハハ!
おおっ、いかんいかん。つい本音が。
本の感想ですね。
一言で申し上げるとこうです。
「これから投資を始めたいという方に自信を持ってオススメできる一冊」
まず、良い思った点。
①極端に不安を煽っていない。
②投資を始めるまでのプロセスを丁寧に解説してある。
③様々な金融商品が分り易く解説してある。
①極端に不安を煽っていない。
投資関連の書籍で割と多いのが、本のタイトルや冒頭でまず不安を煽るパターン。
「この先、あなたの生活はどんどん苦しくなりますよ」
「国債なんて買ってたら紙屑になりますよ」
「あなたがリタイアする頃には年金なんてなくなってるよ」
適当に書いてみましたが、こんなの見覚えないですかね?
(大体は「だからこれを買っとけ」と勧められる商品の方がよっぽど危なそうだったりするのですが。)
この本にはそういった類の煽りはありません。
マイルドです。
大雑把にはこんな感じだったかと。(注:ちんあお解釈です)
「日本一国に資産を集中させるのもある意味リスクじゃね?」
「インフレと円安に今のうちから備えとかない?」
「お上(国や会社)をあてにしすぎるのもダメなんじゃね?」
不安を煽っていない分、フラットな状態で投資に向き合えます。
これはとても良い点かと。
②投資を始めるまでのプロセスを丁寧に解説してある。
「では、どんな風に投資すればいいの?」とすぐに答えを求めたいところですが、そこまでが結構長い。
第1章「心理編」と第2章「理論編」にたっぷり紙面を割いています。
目次をご紹介
このあたりの「退屈だけど大事なこと」が丁寧に書かれています。
退屈さを感じさせないのは文才か?
③様々な金融商品が分り易く解説してある。
投資信託に始まり、外貨MMF、日本株式、国内・海外ETF、国内・外国債券、FX、REIT、オルタナティブ、コモディティ、これらのすべての商品の特徴が分り易く解説されています。
そのため、各アセットクラスの特徴を比較し易いです。
これは便利。
あと、読んでいて同意できないと思った点。
褒めてばかりいてもつまらないので、敢えてケチ付けておきますね。
①株式クラスについては結構アクティブファンドを推している。
私は、アクティブファンドが高コストになりがちである以上、”人に勧められてなんとなく”投資するものではないと考えております。
理由はこちら
アクティブファンドとの付き合い方(2012.12.19)
もちろん、本文で勧められているのは毎月分型型や通貨選択型などのヘンテコファンドではなく、ちゃんと実績のあるファンドですけどね。
②控えめですが、ポジショントークの匂いがします。
コラムという番外編ではありますが、プライベートバンクやワイン投資、海外不動産投資など内藤忍さんのお仕事に関わりのあるサービスや投資対象が登場してきます。
もっとも、必要なので仕事にされている可能性も十分にありますが、これから投資を始めようって人に対してはこの情報は無くても良いと思いました。
とまあ、無理やりケチを付けてみました。
しかし、同意できない部分については割合にするとごく僅か。
数パーセントくらいでしょうか。
全体で見ると、とても良い内容です。
私が同意できないからといって悪い内容という訳ではありませんしね。
ということで、この内藤忍の資産設計塾【第3版】は本棚に入れておくべき良書です。
(無料で手に入れておいて何を偉そうに言ってるんだか.....)
↓巨大イカの画像はこちら(嘘)

これから、「内藤忍の資産設計塾【第3版】」を読んだ感想を記事として書きます。
が、実は私ちんあおはこの本を無料でプレゼントされております。(この時⇒第5回インデックス投資ナイトの感想)
なので、その嬉しさから記事が極端に好意的に偏ってしまう恐れがあります。
そこのところご注意を。
では、改めて。
今回読んだのはこちらの本です。
内藤忍の資産設計塾【第3版】----あなたとお金を結び人生の目標をかなえる法 (資産設計塾シリーズ)
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内藤 忍
自由国民社
売り上げランキング: 3,146
自由国民社
売り上げランキング: 3,146
※ブログをはじめて約8ヶ月。ようやっとアマゾンのアフィリエイトに参加しました。つまり、このブログを通して誰かが買えば、私にチャリ~ンと報酬があるわけですな。
ってことで、次回からはONE PIECEとエロ本をガンガン取り扱っていきますよ!ガハハ!
おおっ、いかんいかん。つい本音が。
本の感想ですね。
一言で申し上げるとこうです。
「これから投資を始めたいという方に自信を持ってオススメできる一冊」
まず、良い思った点。
①極端に不安を煽っていない。
②投資を始めるまでのプロセスを丁寧に解説してある。
③様々な金融商品が分り易く解説してある。
①極端に不安を煽っていない。
投資関連の書籍で割と多いのが、本のタイトルや冒頭でまず不安を煽るパターン。
「この先、あなたの生活はどんどん苦しくなりますよ」
「国債なんて買ってたら紙屑になりますよ」
「あなたがリタイアする頃には年金なんてなくなってるよ」
適当に書いてみましたが、こんなの見覚えないですかね?
(大体は「だからこれを買っとけ」と勧められる商品の方がよっぽど危なそうだったりするのですが。)
この本にはそういった類の煽りはありません。
マイルドです。
大雑把にはこんな感じだったかと。(注:ちんあお解釈です)
「日本一国に資産を集中させるのもある意味リスクじゃね?」
「インフレと円安に今のうちから備えとかない?」
「お上(国や会社)をあてにしすぎるのもダメなんじゃね?」
不安を煽っていない分、フラットな状態で投資に向き合えます。
これはとても良い点かと。
②投資を始めるまでのプロセスを丁寧に解説してある。
「では、どんな風に投資すればいいの?」とすぐに答えを求めたいところですが、そこまでが結構長い。
第1章「心理編」と第2章「理論編」にたっぷり紙面を割いています。
目次をご紹介
目次だけでも結構なるほどなーと思わされます。「心理編」
1.まず「人生の夢・目標」を設定する
2.経営者視点で考える
3.環境変化に柔軟に対応する
4.自分の頭で考え、最終判断する
5.資産運用の本当の目的を考える
6.長期で続けられる仕組みを持つ
7.常に自分自身を成長させる
「理論編」
1.リターンよりリスクから考える
2.アセットアロケーションから決めていく
3.長期と短期の2つの視点を持つ
4.3つの運用方法を使い分ける
5.時間を分散する
6.外貨資産は保有しないのがリスク
7.感情的な投資のデメリットを回避する
このあたりの「退屈だけど大事なこと」が丁寧に書かれています。
退屈さを感じさせないのは文才か?
③様々な金融商品が分り易く解説してある。
投資信託に始まり、外貨MMF、日本株式、国内・海外ETF、国内・外国債券、FX、REIT、オルタナティブ、コモディティ、これらのすべての商品の特徴が分り易く解説されています。
そのため、各アセットクラスの特徴を比較し易いです。
これは便利。
あと、読んでいて同意できないと思った点。
褒めてばかりいてもつまらないので、敢えてケチ付けておきますね。
①株式クラスについては結構アクティブファンドを推している。
私は、アクティブファンドが高コストになりがちである以上、”人に勧められてなんとなく”投資するものではないと考えております。
理由はこちら
アクティブファンドとの付き合い方(2012.12.19)
もちろん、本文で勧められているのは毎月分型型や通貨選択型などのヘンテコファンドではなく、ちゃんと実績のあるファンドですけどね。
②控えめですが、ポジショントークの匂いがします。
コラムという番外編ではありますが、プライベートバンクやワイン投資、海外不動産投資など内藤忍さんのお仕事に関わりのあるサービスや投資対象が登場してきます。
もっとも、必要なので仕事にされている可能性も十分にありますが、これから投資を始めようって人に対してはこの情報は無くても良いと思いました。
とまあ、無理やりケチを付けてみました。
しかし、同意できない部分については割合にするとごく僅か。
数パーセントくらいでしょうか。
全体で見ると、とても良い内容です。
私が同意できないからといって悪い内容という訳ではありませんしね。
ということで、この内藤忍の資産設計塾【第3版】は本棚に入れておくべき良書です。
(無料で手に入れておいて何を偉そうに言ってるんだか.....)
↓巨大イカの画像はこちら(嘘)

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