一度決めた方針は変えづらい

いや～、長い道のりでした。

「こんなの定番商品でいいじゃん」から始まり、より機能的でお洒落なものへ。

色々調べては、他の候補が見つかり、また調べ直す。
これの連続です。

予算もどんどん膨れ上がる。

結局、ノルウェーのストッケという会社の物が良さそうだということになりました。

実はこのストッケというのは、いわゆる「ど定番」。
これ以外の選択肢を探していたため、なんだかふりだしに戻された気分でした。

この時点で私はグッタリ。

もう最期の方は、他の商品は見ないふり。
似たような物が半額以下で売ってても、見ないふり。

良さげな商品を見つけると、ケチをつける訳です。
「これは、こことここがダメだからストッケの方がよい」
「これは、ストッケのパクリだ！きっと安かろう悪かろうに違いない」
「国産のものより、ノルウェーの方がいいに決まってる」

結局のところ、また１から調べ直すのが面倒くさかったのです。

この時点で”ストッケのここが変”というブログの記事を見つけたら、きっと反論したでしょう。

だってこれを認めてしまうと、方針を変更しなければなりませんから。
私のようなだらしない人間は、意思決定にかけた時間が長いほど「変えたくない」という意識が働いてしまいます。



せめてお金の運用については、意思決定の後も合理的かつ柔軟に対応したいものです。