さて前回、
思いついたことを羅列しただけのメモを更新してしまいましたが、今回も同じクオリティで書きます。
えっ？開き直るな？きちんと完成させてから書け？いやあ、そう言いますけどね、このブログに辿り着けるあなたなら分かってくれるでしょ？甘えさせてくださいよ。私も二日酔いで大変なんですから。
前回の続き
ということで、前回、毎月分配型ファンドを買ってしまう理由として以下の理由を推測してみました。
ざっとこんな感じです。
◆ 分配金＝家賃収入、分配金＝利息などの誤った認識がある。
◆ 人気がある。みんなが買っている。
◆ 手数料の基準が無いので「販売手数料３％、信託報酬１．５％」と言われても高いと感じない。
◆ リスク許容度を決めていない。
◆ 資産配分を決めていない
◆ 銘柄の分散だけで分散投資が完了したと思っている。
◆ 退職金等のまとまったお金がある。
◆ 投資について一から勉強するのは面倒臭い。
◆ 投資対象のテーマ（シェールガスとか？）について、ニュース等でちら見したことがある。
◆ 勧誘された。
◆ 勧誘してくれたお姉さんが可愛かった。
◆ 勧誘してくれたお姉さんの制服姿が可愛かった。
◆ 勧誘してくれたお姉さんのスカート丈が短く、大事な説明を聞き逃した。
とまあ、結局のところお姉さんのスカート丈が重要という結果になりました。
そりゃあそうです。私だって、そんな人に本気で営業をかけられたら（目論見書をめくる度に脚を組み直すとか）、ハイイールド債ファンドだろうが、バンクローンファンドだろうが、シェールガスだろうが、通貨選択型ファンドだろうが、カバードコール型ファンドだろうが、リンク債だろうが、学資保険だろうが、ハンサードのアスパイアだろうが、買ってしまうかもしれません。
ん？借金して新興国の実物不動産？
いや、さすがにそれは無理。
で、私が保有していた時の気持ちです。
これは当時の私の気持ちを書きます。
そうです。私は持ってたんです。毎月分配型ファンドを。４．５年ほど前に。
当時の気持ちをということでざっとまとめます。
◆ ベンチマークって何？
◆ 毎月○円の分配。ということは△年で元が取れるぜ！
◆ 手数料って言われても取られてる感じがしないのよ。
◆ あれ？今ってトータルで儲かってるの？損してるの？
◆ せっかく販売手数料を払ったんだから短期で売るのは勿体無い感じがするな。
◆ 分散っているのは銘柄の分散だよね。
◆ えっ？資産の分散？値動きが緩やかに？でも分配金は安定して払われてるし。。
◆ まあ、大丈夫でしょ？投資対象が潰れることも無いだろうし。
◆ 国内の株式や債券なんかより、儲かってそうな投資先を選ばないとだめだよね。
◆ 元本が下がっても大丈夫。ゼロになることはないだろうしね。長い目で見ていこうよ！
◆ ネット証券？えー、いまさら面倒臭いよ。
どうです？ひどいでしょ？？
意外とこういう投資家は多いのでは？
毎月分配型ファンドを批判する記事を読み反論したり、ブログで毎月分配型ファンドを推奨したりする方（※）がいます。
それらの内容には全く賛同できませんが、「学ぶ」「考える」「発信する」というプロセスを踏んでいるという点では以前の私に比べ遥かにマシです。
※あっ、でもFP（ファイナンシャルプランナー）が毎月分配型ファンドを勧めるのはプロとしての知識や倫理が決定的に欠けているのでアウト。まずいのは、私のような「商品のことをろくに知らず、また勉強して知ろうともしない投資家」です。
実はこういう方って結構多いのではないでしょうか？
私の場合はたまたま火傷をする前にやめることがでました。
しかし、例えば去年のアベノミクス相場で訳も分からずリスクを積み上げてしまった投資家が暴落時にどうなってしまうのかは少し心配です。
私の父も最近毎月分配型ファンドを買ってしまったことですし。
なぜ毎月分配型ファンドが駄目なのかを理屈で説明するのは簡単です。
しかし、そもそも耳（あるいは目）を傾けてくれない投資家を動かすのは並大抵のことではありません。
何かいい方法があればいいのですが。。
えっ？資産（1/2）倍増プロジェクト？ジャイアンシチュー？
いや、あれ儲かっちゃってますもん。逆に「このファンド欲しい」なんて言われちゃったりしたら困りますもん。
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