生意気なタイトルを付けてしまってスミマセン。
本屋に置いてある”いかにもつまらなそう&中身が薄そう”な本のタイトルを真似てみました。
うん。自分でやると結構恥ずかしい。
どうでもよいですね。
今回は投資信託、それも資産形成の為には絶対に利用しないが、なんだか心惹かれる(※)ファンドをご紹介いたします。
※私は資産(1/2)倍増プロジェクトという「変なファンドを買い付けて資産を減らそう」という企画をやっているのでそう思うだけです。今回のテーマはファンドの愛称。
ステキな愛称のファンドを見てみようと思います。
ではさっそく。
あなたならこういう性質を持ったファンドにどんな愛称を付けますか?
■様々な絶対収益追求型ファンドを中心に投資を行うファンド・オブ・ファンズです。
■日本アジア・アセット・マネジメントが、優れていると判断した投資信託証券(ファンド)に分散投資を行うことを基本とします。
■あらゆる投資環境に対応するため、投資を行うファンドを適宜見直します。
■年2回、3月25日および9月25日の決算時(当該日が休業日の場合は翌営業日)に収益の分配を行います。ただし、分配を行わない場合もあります。
(日本アジア・アセット・マネジメントWEBサイトからの引用)
複数のヘッジファンドに投資を行うファンド・オブ・ファンズ。
いかがでしょう?
マルチストラテジー?
ダイバーシファイド?
それとも、いつかは?
では、答えを見てみましょう。

(日本アジア・アセット・マネジメントWEBサイトからの引用)
これ、お歳暮の通販カタログじゃないですよ。
ファンドの目論見書です。複数のヘッジファンドに投資を行うファンドの!
で、愛称がフルーツ王国。
フルーツ王国。
なんだか、地方のテーマパークみたいですね。
目玉はイチゴ食べ放題(ただし春のみ。練乳の追加は別料金です。)、みたいな。
でもなんでこんな名前なんかに。
いや、気を取り直して内容を見てみます。
ファンドの特徴
①
日本全国の零細果物農家に分散投資するマイクロファイナンス 6ヶ月物譲渡性預金利率をベンチマークとする絶対収益型のファンド。
② 複数のファンドに投資を行うファンド・オブ・ファンズ。具体的には「銘柄選択効果」で絶対収益を目指すファンド5本、「資産・通貨配分効果」で絶対収益を目指すファンド4本を組入
③ 設定日は2001年3月12日。運用期間は結構長い。
コスト
販売手数料:
1.575%(税込み)
信託報酬:名目は
1.26%(税込み) 実質は
1.79%(税込み)
設定が古いせいか、パンチがありません。
信託報酬は、私がメインで利用するバンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)の9倍ほどしかありません。
販売手数料で4%、信託報酬で2.5%くらいは取っていただきたいものです。
リスクとリターン
6ヶ月物譲渡性預金利率をベンチマークとしているだけあって、リスクはむちゃくちゃ低いです。
モーニングスターのデータでは以下の通り。
1年:
2.83 / 3年(年率):
2.26 / 5年(年率):
2.47 / 10年(年率):
3.37そしてリターン。
絶対収益を謳っていますが残念ながらそうはいってないようです。
1年:
-2.06% / 3年(年率):
-3.14% / 5年(年率):
-2.49% / 10年(年率):
-3.13% なだらかに落ちていくファンド。ステキですね。
まとめ
・分かり難い運用。
・低リスクマイナスリターン。
・変な名前。
なかかな魅力的なファンドです。
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